解析事例詳細

SPH粒子法によるプラスチックの射出成型

解析モデルと解析条件

 射出成型用の金型の流入口から入ったプラスチック流体粒子が、
上下から伸びる冷却管によって冷却・固化する挙動を見る。
 金型中央部に3次元の冷却管を配置したもの/しないものの2種で、
冷却効率の比較を行う。


 粒子間隔 : 0.4mm
 粒子数 : 約2,750万
 時間ステップ : 1/2,000sec
 粒子射出速度 : 400mm/sec
 流体粒子温度 : 200℃(可変)
 金型温度 : 100℃(固定 : 定常化後想定)
 冷却管温度 : 50℃(固定)

シミュレーションの結果

 SPH粒子法により、プラスチック射出成型における射出~冷却までの流体粒子の挙動をシミュレート・視覚化できた。
 金型中央部への3次元の冷却管の導入有無による金型全体/流入口部の温度分布/温度変化の違い等 冷却効率を比較することができた。
 また、この結果、従来法よりも短い時間で製品の冷却、取り出しが可能であることを数値的に示せた

動画:冷却管の有無による比較
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