従来、鋳造欠陥の評価は、熱伝導解析のみでおこなう「閉ループ法・相分布法」で行われ、欠陥の現れそうな位置を予測するのみで、欠陥の形状・寸法は不明であった。 SPH粒子法 (密度分布法)では、「熱伝導解析+流体解析+固化解析」を使用し、固化にともなう流体粒子の相変化と微小な密度流を考慮した「密度分布法」により、欠陥(引け巣)の位置・形状・寸法まで予測することができる。
従来法 (閉ループ法・相分布法)では、欠陥の現れそうな位置を予測するのみだが、粒子法 (密度分布法)では、欠陥(引け巣)の位置・形状・寸法まで予測することができる。
溶湯補給解析では、加圧・溶湯補給による欠陥の修復挙動を解析する。 溶湯補給の加圧レベルによる欠陥の修復・消滅の差がわかる。
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